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2007年12月 7日 (金)

アナタヲユルサナイ

表当時からタイトルの奇抜さから注目されていたノベル系ゲームです。
タイトルのみ話題になっていた頃はホラーではないか?とホラー好きの心をトキメかせてくれたものですが、残念ながら実際はミステリーでした(笑)
ノベル系のゲームは好物の内ですし、製作陣のコメントなども意欲作っぽい熱さが伝わってきたのでワクワクしながら購入しました。
最初、気合を入れて流行り神やルーツと同じ感じでプレイし始めると何かこう、違和感が沸きあがってゲームに没頭出来なくなってしまい
仕方なく一時中断。
パズルクエストをしばしプレイして気持ちを切り替えた所で、固定観念を捨てて再チャレンジをしました。

結論を言うと、この作品は読み物であり、ゲームとは言い難い作品です。
昨今流行りのキネティックノベルというのがありますが、あれに近い感じかも?
ただ、もちろんプレイヤーの選択によって話が変わって来るので完全な読み物ではありません。
プレイする物語って感じでしょうか?

作品の内容についてはものすごくハイクオリティな内容だと思います。
シナリオ、音楽、画像、全てが渾然一体となって絶妙な味をかもし出しています。
確かに今までにない作品ですね、ジャンルとして語るのが難しいです。
後、これはPSP本体を縦持ちでプレイするのですが、当初心配した持ちにくさはあまりありませんでした。
新型の場合軽いのでRボタンのちょっと下を軽く持つ感じに持って遊ぶと丁度いい感じです。
さすがにこだわっただけあって、その縦画面はびっくりするほど横画面と雰囲気が一変します。
なんというか、奥行きを感じさせる魅力的な画面になっていました。
これを観てしまうと、今後、もっと縦持ちで遊ぶゲームが出てもいいと思いますね。
いや、本当に風景なんかものすごく綺麗です。
作品はシナリオが秀逸で、ひっかかりなく読み進んでいけて面白いです。
ただ、これは内容が今までに無く、完全に大人向けなスタンスを取っていました。
リアルな描写、キャラ、ファッション誌に出てくるような絵柄。
音楽も押さえ気味に場の雰囲気を纏めています。
TVで放送している2時間もののミステリードラマなんかを好きな人には凄く合うんじゃなかろうかと思いました。

感想としては凄く良作でした。
ゲームをしない人にこそオススメ出来るというのがちょっと特殊ですが(笑)
内容がとてもいいと思われるこの作品の、一番の問題点は実は第一話にあります。
本編の主人公は女性なんですが、なんというか思い込んだら命がけというか正義感が止まらないというか、
いわゆるミステリードラマの女主人公な感じの女性です。
対して第1話の依頼人が、主人公曰く「スイーツな」女性で
自分が一番であり、世界は自分を中心に回っている、悪気がなく他人を無視出来る人なのです。
おかげで第一話はこの個性の強い女性二人にプレイヤーは振り回される感じを味わってしまい、こう眩暈がするような酩酊感というか、悪酔い感があります(笑)
ここさえ乗り切れば、後は良質なミステリー展開が待っているのですが(いや、一話も内容は悪くないんですよ)、ともかくここを耐え切れるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ目になるかもしれませんね(´д`;)

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