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2010年12月21日 (火)

パンは剣より強し! シャイニング・ハーツ パンで心を伝えるRPG(ストーリーネタバレなし感想)

12月16日に発売されたSEGAのPSP専用ゲーム、「シャイニング・ハーツ」ですが、これがとんでもない中毒ゲームでした(笑)
なんというか某えびせんのように、止められない止まらないという状態で寝不足気味になっております。
時間というリソースを食い荒らす恐るべき魔性のソフト、それがこのゲームの正体です!(ジャーン)

さて、何か大げさっぽく書きましたが、実際ヤバいです。時間さえあれば延々と一日中やってる感じ。
そして傍らにはパン。それがぼく等のジャステス!

といっても、このゲーム、もの凄い面白いよ!と、手放しで褒められないゲームです。
なんというか全体的にユーザービリティ、つまり使い勝手が悪いのです。
システムにアクセスする為にボタンを押して直ぐに反応せず、半テンポ程遅れる。
そんなに長くないとはいえ、ロードが頻繁に入る。
等、およそゲームを遊ぶ人間が一番最初に不満を持つ部分にイライラ感を持たせる作りになっているのです(^^;)
それとRPGである以上はしょっちゅうお世話になる戦闘システム。
これがまたなんというかまったりしてるというか、ここがスローライフ!?(笑)という感じに間延びしてます。
一応設定で演出等を飛ばして遊べるようには出来るのですが、そもそもの操作性の悪さと相まって序盤はプレイヤーに苛立ちを感じさせる戦闘となってしまっているのです。
この辺は作り手側も分かってはいたのか、オート戦闘が選べ、序盤~中盤は敵もそうそう強くないのでオートを使えば戦闘やってる時は放置で済むのですが、途中から仲間と好感度が上がると合体攻撃があり、これがまた選択式で、ボタンを押さないと好感度が下がるという仕組み。
テンポが悪すぎます(笑)
戦闘中のキャラの造形もなんかペコちゃん人形のような感じで、せっかくキャラ設定が綺麗な絵柄なのに、もったいない感じです。
せめてフィールド絵を加工したぐらいの感じにすれば良かったんじゃないかと思うのですけどね。
ただ、敵のデザインはなんとなくデフォルメモンスタータイプで、良い感じでした。

という感じで序盤から中盤は何かゲームのお荷物的な感じの戦闘システムですが、中盤を越えると戦略性も出てきて段々楽しくなってきました。
あと、パーティ変更をフィールド上でいつでも行えるのは助かります。
この場所の敵にはこのキャラ向いてないと思ったらいつでも交代させられるのでこれは良かったです。


さて、色々不満点も挙げて来ましたが、このゲームの肝は、ここまで不満のあるシステムであるにも関わらず、中毒ゲームである。という所にあります。
そもそも宣伝で使っていたイラスト等を見た時には、これはいわゆる萌えキャラ攻略系のRPGだと思っていました。
なにしろヒロインがあまりにもミニスカすぎました(笑)
なので、実はその時点では購入をためらっていたのですが、後に、200種類以上のパンが作れる、本気のパン作りゲームだという情報が出て来た訳です。
しかもそのパンのグラフィックを見ると、なにかリアルに美味しそうな画像がずらりと並んでるではありませんか!
食べ物ゲームに弱い私は、これでこのゲームを予約しました(^^)bクイイジハッテンダネー

そして現在進行形で遊んでいるのですが、前述のようなシステム周りが不便な部分はありますが、遊んでいて無茶苦茶楽しいです。
とにかくパン作りが楽しい。
パンは素材の組み合わせ焼き方等で細かく出来が違い、しかも不出来なパンにもかなりの使い道があるという、パン無双っぷり。
例えば、美味しい香りのパンを持ってるとエンカウントが頻繁になったり、不味い香りのパンを持ってるとエンカウントが減ったりと、実に細かいです。
それにパンは回復アイテムでもあって、HPや果てはMPまで補充してくれます。
失敗パンも多少ながら回復値があるので、序盤のアイテムとしては失敗パンは結構優秀です。臭いとエンカウントも減るから正に一石二鳥!
まぁでも、不味い香りのパンを持ってると、住人のみなさんから黒ハートという不快感攻撃を食らうので村の中では持たない方が良いと思いますが(^^:)
周りから「臭い」とか「酷い匂い」とか言われまくってなんか微妙に凹むので取り扱いには注意しましょう(・・)b

そうそう、この「ハート」がまた重要なシステムです。
このゲームは人々がふとした拍子にこぼす心のカケラであるハートを集めてそれをパンに込めるのですが、これが挨拶をしたり、パンを届けたりと色々な場面で零れます。
戦闘でもモンスター達も属性に応じたハートを零してくれたり感情で零してくれたりして回収出来ます。
その中でも、一番手軽で、頻繁に行えるハート回収が挨拶で、これが楽しくて、ついニワトリとかにもしてしまうのですが(ニワトリはハートを零しません。でも返事はしてくれる(笑))、なんと、この挨拶の言葉は自分でカスタマイズ出来ます。
これは結構嬉しい仕様ですね。
「へい!」でも「イェーイ!」でも「(・・)ノ」でもいける訳です。
仲間にならない住人にも感情バロメーターがあるようで、対応によって(主にパン関係)相手の感情も色々変化して、赤ハートが減ってしまったり、挨拶が微妙なものになったり、或いは「大きくなったらおにいちゃんのお嫁さんになる!」とか言われたり(フフフ…)するのです。

村以外の場所にも素材回収場所等があり、結構頻繁にあちこち移動するのですが、移動にはシルフ像という便利な装置があり、フィールド上の要地にそれぞれ設置してあって、一瞬で移動出来るようになっていてこれが結構便利です。
あと、主人公に拠点帰還魔法があり、MP0でいつでも帰還出来るので、疲れたらすぐ帰る事も可能です。
こうやってみると結構プレイヤーに親切であろうという気配りも見受けられるのですが、操作性の悪さが仇となっていて今一評価されない気がします(気の毒ですが)
パンの素材は村の畑やフィールド自生、モンスタードロップ、釣り、と多彩にあり、採集がスポン!という音との気持ちよさと相まって、集めていて楽しいですね。
ただ、フィールド上だとエンカウントが割りと頻繁なので、そこの所が結構ストレスになったりもします。

メインストーリーの他に各仲間キャラ、時には住人のサイドストーリーもあり、日常系のクエストは突然発生しますが、期限ありのクエストは期限に間に合わずに失敗しても別にペナルティにはならないようです。
この件での住人の感情変化は見られませんでした。
仲間キャラの個別クエストには強制のものと期限無限のものがあり、強制クエストは文字通り強制的に時間を経過させてしまうので、仲間に会う場合は事前にやりたいクエは全部消化してから会った方が良いでしょう。
ただ、遅くてもその日の夜には帰れるので、パートナーが眠くなって寝落ちする強制就寝までの間に、ある程度時間があり、やろうと思えば残ったクエ消化も出来なくは無いです。
ただし、住人クエの中には日中だけしかクリア不可なのや夜しかクリア不可なものがあり、その辺の調整には注意した方が良いでしょう。

メインストーリーも途中からは任意で進める事が出来るので、メインを止めておいてパン作りに励んだり、釣りで世界を放浪したり、装備の強化に励んだり、気になるあの子の好意を勝ち取ったりと、好きな事に没頭出来ます。
パンだけでも焼き加減や素材の組み合わせによって細かく評価が変わるので、やたら探求心をくすぐられます。

私自身の経験ですが、このあいだなどは☆2なのに(注:パンは☆の数で評価が決まる一番最高は☆5)、種類名も無い激辛パンという謎物体が焼けてしまい、お店で買取り不可という危険物扱いのパンだったという(笑)
でも匂いは香ばしいんですよ、これが(^^;)、ちょっと回復するし。
そういえば毒入りパンも焼いたな(笑)これはHPマイナスアイテムだったよ!

とにかくハマる人はとことんハマるゲームだと思います。
用事がないと一日中やってたりするし。
合成系、育成系が好きな人には良いのではないでしょうか?

全てはパンから始まり、パンで終わる。そんなパン最強の世界でパン職人になってみませんか?(^^)b

ところでこのゲームの主人公、女の子だったら凄い好みの顔だったんですが、残念でなりません…。表情絵とか可愛すぎるだろ、お前(笑)
誰かに似てるな、と思ってたら、ベルセルクのヒロインに似てるね(笑)
カップリングはカグヤEND狙いで行くつもりなんですが、カグヤがまたボーっとした(設定上仕方ないが)子なんで、なんかほのほのカップルになってしまいそうだ。

それにしてもこのゲームを始めてからやたらパンを食べてる気がするよ!
今まで滅多にパンとか食べなかったのに、毎日部屋にパンがある不思議!?パン美味しいです!

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